2009/12/19 19:30:12
類書にない見通しのよさ本書は、排出権プロ以外の者が、排出権とビジネスをどのように結び付けていくかを考える上で、大変示唆に富んだ内容となっています。
これまでの類書は、排出権と環境問題を考える手引きにはなっても、ビジネスにどのように取り込むかを考えるには、物足りないものが多かったのですが、この本は、私のような読者を意識した構成となっており、単なる情報解説に留まらす、頭の整理をする上でも、とても有益でした。
また、初心者が読んでも、とっつき易い内容になっているので、温室効果ガス削減に関するニュースに触れる際、傍らに置いておけば、見通しがよくなること請け合いです。
PR
2009/12/16 10:30:07
ホリステイックということビジョナリーカンパニーといったビジネス書や、マイケル・J・ローズなどのニューエイジに分類される書籍に共通して書かれている、社会や世の中と有機的につながっている会社や考え方や、すべては根っこでつながっている(ワンネス)という考え方に通ずる考え方が記されていると思います。
ホリステイック(包括的・全体的)に物事を捉えるということ、ストレスと感じることを抑圧しようとせず、受け入れて手放すということについても思索が深まります。
ダライ・ラマ14世の話と、それを解説補完するローレンス・F・ムイゼンバーグ氏の部分から構成されていますので、まずは簡潔に記されているダライ・ラマ14世の話の部分を五感で反芻し、その上で、頭で欲する所があれば解説補完部分を読むといった読み方も出来ます。
入門書というよりは、ビジネスを始めるにあたっての心構えや志を確認し、ビジネスに行き詰った時や有頂天になった時に自身を省み、自信を持ってビジネスを進めていく機会きっかけを得られるビジョンや方向を示す書としての中身があります。
仏教の教えをベースにしていますが、特定の宗派の教えを記しているものではありませんので、いつでも読み返せる座右の1冊にすることも可能です。
2009/12/10 21:30:14
エコロジーとエコノミーは両立できるドイツでは失業問題が大きな問題となっていた。その解決手法として、エコロジーの考えを導入し、この雇用問題を解決する提案がなされている。
風力発電、ソーラー、新交通システム、農業バイオマスなど。
特に再生可能エネルギーに大きな期待を寄せている。(実際に現在ドイツは世界最大の風力発電国である)
また、エネルギー植物の考えも興味深い。
思想的にもアメリカがかつてケネディが「月に行く」と目標を持ったのと同じく、「地球を救うビジョン」という壮大な目標を挙げている。
都市交通システムも興味深い。
農業についても、当初農業政策は失敗であったが、エコロジーな農業での改革を提言している。
日本で今話題になっている環境税についても触れている。十分とはいえないが効果をあげつつあるようだ(事例のデンマークではかなりの効果をあげている)
エネルギー問題を考え
るうえで参考になる本でした。
「エコロジーとは自然のエコノミー」という言葉が非常に印象に残りました
追記:著者の講演会を聞いて来ました。エコロジーの可能性は思った以上に高いことを再認識しました。また、2050年までに全エネルギーを再生可能エネルギー(新エネルギー)に変えていくというプランは最初は驚きでしたが、実現できるのではないかと思いました
現在の選抜の現実を考える際のバイブル!
暮らしという背景がある食